写真 © Masao Nishikawa
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FRAME

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場所
東京, 日本
2014

「FRAME」では通常の打ち放しコンクリートで使用する木製型枠を転用可能なFRPに変更することで、ローコスト化および工期短縮を実現している。

ファッションフォトグラファーのご主人のスタジオを併設したこの住宅は、集中豪雨の際に水害の影響を受けやすいエリアに建つことから1FLレベルを800ミリ上げることで、1階スタジオの天井高を確保している。

大きな一枚ガラスが特徴的なファサードには、FRP型枠をランダムに配したRCに、アクセントとして雨などにも強いハードウッド「イタウバ材」を壁面と軒裏に使用することで、木とコンクリートの絶妙なコントラストをつくりあげている。

サッシ越しに見える2階天井にもチーク材を使用することで外部との一体感が増し、内部も床、家具、建具をチーク材で統一している。大開口部から差し込む光が床、壁、天井面に美しい陰影のグラデーションをつくりだしている。また、将来子供室として使用予定の3階フリールームには、ほぼ同様の大きさのアウトドアリビングを設け、テープルセットやプールを置くことで、大人数のパーティ等にも対応可能とした。

内壁には60ミリの断熱材を打ち込むことで高断熱仕様とし、屋上には躯体防水材を使用することで機能性とコストダウンを両立させている。型枠職人が複数の作業をこなし、全体の職人数を減らすことで合理化と工期短縮も実現させている。2020年に向け、震災復興と東京オリンピック準備が加速する日本では、人材・資材不足に伴う工事費高騰が続くため、今回のようなローコストRC造の需要は増えるものと思われる。

 

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